最近人気のキャンプやグランピング。
自然に囲まれて過ごすひとときは、気分もリラックスでき、子ども達は非日常に大喜び。
そんなアウトドアのお楽しみを1つ挙げるとしたら「キャンプ飯」ではないでしょうか。
外で食べるご飯は、自然の木や川の音、わくわく感、特別感、全てがご馳走となり、家で食べるよりもなんだか美味しく感じますよね。
しかし、どんなに楽しい時間を過ごしても、家に帰ってくるとたくさんの荷物の片付けが待っている・・・。解決策は、「荷物はなるべく少なくする」こと。
今回は、荷物を減らして美味しいキャンプ飯が楽しめる、「万能調味料」として使える「オリーブオイルの使い方」についてお話ししていきたいと思います。
目次
1.キャンプにオリーブオイルがオススメな理由
2.使い分けると楽しいオリーブオイル
3.キャンプでもヘルシー料理を楽しめる!
1.キャンプにオリーブオイルがオススメな理由
オリーブオイルは、サラダにかけたり、炒め物、揚げ物など、調理の幅がとっても広いんです!しかも、風味豊かで酸化しにくいオイルなので、生食も加熱調理もOKという両刀使い!
特にキャンプ1日目の昼食は、開場時間の関係やテント張りなどで時間がないことが多く、子どもは空腹が限界に達してしまう・・・、なんてことありませんか?
そんな時、「なるべくパパっと作れて美味しい物を食べたい」という方も多いのではないでしょうか。
オリーブオイルがあれば、切ったトマトとモッツァレラチーズに塩とオリーブオイルをかければ美味しくてヘルシーな1品が出来上がりますし、キノコや厚切りベーコンなどのアヒージョや、なんならパンにつけるだけでも満足度の高い食事が楽しめ、とても便利なんです。
2.オリーブオイルの使い分け
オリーブオイルには、大きく分けると2種類あるのをご存知でしょうか。 「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類です。
エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの風味が豊かで、サラダにかけたりパンにつけるなど生食用に向いています。
逆にオムレツなど、あまりオリーブオイルの風味を出したくない料理には、ピュアオリーブオイルがオススメ。また、ピュアオイルの方が高温でも煙が出にくいため、キャンプでの加熱調理にもオススメです。
3.キャンプでもヘルシー料理を楽しめる!
キャンプ飯というと、バーベキューなど肉料理が多く、女性にとっては「ちょっとお野菜が食べたいな」と思われることもありますよね。そんな時にもオリーブオイルが大活躍!カット野菜と良質なオリーブオイルがあれば、簡単に身体も喜ぶヘルシー食事がキャンプで楽しめますよ。また、オリーブオイルには美容や健康に良いビタミンEやポリフェノールが豊富に含まれているのも嬉しいですよね。
良質なオリーブオイルは、まるでバターのような濃厚さも感じられ、これ1つで様々な料理が楽しめます。いろいろな料理に応用がきくオリーブオイル。キャンプ飯の味つけはオリーブオイルと塩だけで決まります。ぜひ手軽にキャンプを楽しんでくださいね!
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「地中海式ダイエット」をご存知ですか?
でも、地中海に位置するイタリア料理って、オリーブオイルをたくさんかけて、逆に太りそう!と思っていませんか?
実は地中海沿岸地域の食事をお手本にした地中海式ダイエットとは、アメリカの大手時事解説誌「U.S.News & World Report」で3年連続「最高の食事療法」に選ばれた、栄誉ある食事法なのです。
今回は、地中海式ダイエットに欠かせないオリーブオイルとダイエットについての秘密を探っていきましょう。
目次
1.地中海式ダイエットとは?
2.オリーブオイルとダイエットの秘密
3.オリーブオイルを摂る効果的な時間帯
1地中海式ダイエットとは?
地中海式ダイエットとは、オリーブオイルの恵みをふんだんに取り入れたギリシャや南イタリアなどの地中海沿岸地域の食生活から名づけられました。
この地方に住む人々には、昔から医療が未発達なのに生活習慣病が少ない地域とされ、その食生活が注目されていったのです。
地中海式の食事は、精製された米やパン・麺類などの炭水化物、肉類を控え、たくさんの野菜や果物、豆類と適量の魚介類、そして良質なオリーブオイルを中心とした食事です。
また地中海式ダイエットでは、「心臓疾患や脳卒中のリスクを軽減させる」といわれ、
糖尿病などの生活習慣病患者が増加するアメリカで注目され、食事を楽しみながらダイエット出来ると一斉風靡した食事法なのです。
2オリーブオイルとダイエットの秘密
地中海式ダイエットでは、オリーブオイルをよく使います。
なぜカロリーの高いオリーブオイルをふんだんに使っていても、太らずに健康になるのか。
その秘密の1つは、オリーブオイルの70%を占めるオレイン酸という脂肪酸にあります。
オレイン酸には、抗酸化作用、悪玉コレステロールを減らすなど、健康に良いとされる様々な効果があるとされています。
中でも、オレイン酸には満腹中枢を刺激して食欲を抑えたり、血糖値を下げるインスリンの働きを助ける働きがあり、脂肪の蓄積を抑えて太りにくくしてくれるという、ダイエットに嬉しい働きもあるそうなのです。
脳にある満腹中枢を刺激されると、少量の食事でも満足感を感じやすく、その結果食べすぎを防ぐことが出来るので、ダイエッターには嬉しいですよね。
3.オリーブオイルを摂る効果的な時間帯は?
ダイエットのためにオリーブオイルを取り入れるなら、実は「摂るタイミング」が重要です。
満腹中枢を刺激するのは、オレイン酸を摂った約1時間後とされているからです。
ダイエット効果を高めたいなら、食事の約1時間前にオリーブオイルを小さじ1杯程度のオリーブオイルを飲むのがオススメ。空腹感がおさまり食欲も抑えられるはずです。そのまま召し上がれるのが難しい場合には、ヨーグルトにかけても美味しいですよ。
ただし、オリーブオイルも油に変わりありませんので、摂り過ぎるとカロリーオーバーとなり痩せません。1日大さじ1.5~3.5杯程度を目安にしましょう。
ダイエットには、つらい食事制限は必要ありません。それに、従来のカロリーばかりを気にして油をカットするダイエット法は、肌もカサカサになってしまいます。ぜひ毎日の食卓に良質なオリーブオイルを適度に取り入れて、美しく健康的なダイエットを試みてくださいね。
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豊富な栄養成分が含まれ、体にいいことで人気のオリーブオイル。いろんな種類のオリーブオイルを見かけますが、もしなんとなく選んで使っているとしたら、とってももったいないんです!オリーブオイルの種類や違いを知って使い分けることで、料理がよりいっそう美味しく仕上がりますよ。早速お伝えしていきますね。
目次
1. オリーブオイルの種類と違い
2. エクストラバージンオリーブオイルの特徴とオススメの使い方
3. ピュアオリーブオイルの特徴とオススメの使い方
1.オリーブオイルの種類と違い
世界基準でのオリーブオイルは製法の違いによって「バージンオリーブオイル」と「オリーブオイル」に分類されています。
世界基準の「バージンオリーブオイル」とは、オリーブの果実を搾ってろ過しただけのオイルのこと。香りや成分などの違いによって4つのグレードに分類され、その中でも最も厳しい基準を満たした「バージンオリーブオイル」のことを「エキストラバージンオリーブオイル」と呼びます。まさに香りも成分も最高品質なのです。
それに対して、世界基準の「オリーブオイル」とは、先ほどのしぼっただけのオイルを精製して香りや味のないオイルの状態にしたものに、「エクストラバージンオリーブオイル」または「バージンオリーブオイル」をブレンドしたものです。ブレンドの比率は定められていないので、オリーブオイルの香りや味がするものやほぼ香りや味がないものとさまざまです。ちなみにこちらの「オリーブオイル」の方を、「ピュアオリーブオイル」と日本では呼んでいます。
ちょっとややこしいのですが、日本で販売されているオリーブオイルは「エクストラバージンオイル」と「ピュアオリーブオイル」になります。
2.エクストラバージンオリーブオイルの特徴とオススメの使い方
エクストラバージンオリーブオイルには、オリーブの実の天然成分がそのまま豊富に含まれています。そのうちポリフェノール類などの微量成分は抗酸化作用などをはじめとするいろいろな効果が期待されており、さらなる研究が進められています。
風味と香りがよくフルーティーな味わいが魅力で、そのままサラダやマリネなどにかけたりパンにつけて食べると、オリーブオイル本来の味わいがより楽しめます。意外なところでは、普段食べ慣れた冷や奴や納豆、それからスイーツなどに少量プラスするだけで風味とコクがアップし、新しいおいしさに出会えるかもしれません。
エキストラバージンオリーブオイルには、原料や製法に作り手のこだわりが大きくあらわれ、香りや味にもかなりのバリエーションがあります。お好みのエキストラバージンオリーブオイルを探してみるのも楽しいですね!
3.ピュアオリーブオイルの特徴とオススメの使い方
エキストラバージンオリーブオイルに比べると味や香りが控えめで、オリーブオイル特有の香りが苦手な方にも食べやすくなっています。精製されてはいますが体によいオレイン酸などのオイルとしての成分は変わりません。
炒め物や揚げ物など調理する際の油として使うのがオススメ。特に揚げ物はカラッと揚がり、さらにオレイン酸などの体によい成分は熱に強いので豊富に含まれていますよ。また、他の食材を活かすようなドレッシングのオイルとして使うのにはピッタリです。
ここまで、オリーブオイルの種類と違い、特徴やオススメの使い方についてお伝えしてきました。オリーブオイルは栄養成分も豊富で、レパートリーの広さも魅力です。違いはもちろん、好みや使いやすさに合わせて毎日の料理に気軽に取り入れ、健康的に美味しい食事を楽しみたいですね!
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